研修・キャリアプラン

研修・キャリアプラン

小児科入局を希望される方へ

小児科スタッフはあなたを大切にします。小児科医としての成長とともに、ワークライフバランスを考えたサポートを約束します。

島根大学小児科の最大の魅力は、大学内だけでも小児科一般(総合診療)ならびに、新生児、神経、循環器、血液腫瘍、内分泌、 免疫・アレルギー、感染症といった様々な専門分野を経験・研鑽できることです。各領域のスペシャリスト同士で相談しながら患者さんを一人ずつ丁寧に診ていく診療姿勢は、都市部の専門領域に特化した大病院とは異なります。まさに、「島根だから出来ること」なのです。

小児科専門医の取得に関して、10分野にわたる30症例の経験が必要ですが、後期研修開始後1年から1年半の学内研修でほとんど経験することができます。また、小児科専門医を取得後、希望する専門領域(サブスペシャリティ)を島根県外だけでなく海外の施設で研修することもできます。研修が数年待ちと言った人気病院にも研修へ出してきた実績もあり、 最短・最速でサブスペシャリティ専門医を取得することが可能です。

医学研究については、iPS細胞を用いた希少疾患研究や間葉系幹細胞を用いた再生医療研究、先天代謝異常や白血病をテーマとした基礎研究を行っています。大学院生として研究に集中できる環境も用意できるので、医局として必ず学位を取得し、その分野での専門家として活躍できるように支援します。

島根県は全国に先駆けて超高齢社会に突入しており、少子化は切実な問題です。しかし、合計特殊出生率は1.8(平均 1.46)と全国でも2番目に高く、相対的に子どもが増えています。小児科医として働きがいがある、そして、自分が家族を持っても働きやすい環境とも言えます。ママさん医師が伸び伸びと子育てをしながら、キャリアを積んでいけるよう、相談・工夫・支援もしています。小児科医として将来どんな道に進むにせよ、「島根だから諦めた」ということにはなりません。むしろ、「島根だから出来る」ことがたくさんあるので、是非私たちと一緒に子どもの笑顔を守っていきましょう!